English
I decided to write this blog in English. It is easy for me to write it in Japanese, and I don't like easy things. That's why I decided to do so.
My objective is like this: I will speak English fluently in three years. Writing skill and speaking skill are connected to each other. In my opinion, speaking is like writing without pencil.
数理法務概論
数理法務概論 -- Analytical Methods for Lawyers
- 作者: ハウェル・ジャクソン,ルイ・キャプロー,スティーブン・シャベル,キップ・ビスクシィ,デビッド・コープ,神田秀樹,草野耕一
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2014/03/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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数理法務概論。
大学の授業で指定された教科書だったため、6000円もしたがやむなく購入した。
ハーヴァード大学のロースクールで使われている教科書の邦訳だそうだ。
西村あさひ法律事務所の先生方が翻訳されている。
この本、タイトルからして難しそうだが、読んでみると非常に明快でしかも面白い。
この数理法務概論一冊があれば法学部生に不足しがちなこういった知識を一気に補充することができるだろう。
そう考えると6000円は決して高いことはないと思う。
おすすめです。
ガルガンチュア
ガルガンチュア―ガルガンチュアとパンタグリュエル〈1〉 (ちくま文庫)
- 作者: フランソワラブレー,Francois Rabeleis,宮下志朗
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/01
- メディア: 文庫
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ラブレーの『ガルガンチュアとパンタグリュエル』第一巻の『ガルガンチュア』を読んだ。
世界史の教科書に登場するものの実際にはなかなか読まれない本の最たるものだろう。
このガルガンチュア、全体としてウンコやオシッコ、チンコやマンコによって小汚く彩られた話だが、そこにはカトリック教会や国王や法服貴族といった既存の権威に対する風刺が通底している。
つらつら書くのが面倒臭くなってきたので、ここでラブレーの辞世の句を紹介する。
幕を閉じよ、喜劇は終わった。(Tirez le rideau, la farce est joueé.)
ぜひ『ガルガンチュア』を読んでみてほしい。
スランプ
毎晩続けている座禅がスランプ気味だ。
15分1セットで大体いつも2セットやっているが、2回目を終えてもあまり精神状態が変わらない。
しばらくはこのままのスタイルで座禅を続けて様子見としよう。
南無
『老人と海』名言抄
老人はいつも海を女性と考えていた。それは大きな恵みを、ときには与え、ときにはお預けにするなにものかだ。
たとえ荒々しくふるまい、禍をもたらすことがあったにしても、それは海みずからどうにもしようのないことじゃないか。
うんうん
月が海を支配しているんだ、それが人間の女たちを支配するように。老人はそう考えている。
なるほど。
ヘミングウェイ全短編<2>勝者に報酬はない
勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪―ヘミングウェイ全短編〈2〉 (新潮文庫)
- 作者: アーネストヘミングウェイ,高見浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1996/06/28
- メディア: 文庫
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最近はヘミングウェイの文章をよく読む。
ヘミングウェイの文章は、内心の独白をしりぞけ、形容詞を可能なかぎり削ぎ落とす。
具体的な外面の描写を通じて、語らずして語るという、いわゆるハードボイルド小説のはしりのような文体である。
この短編集は、初期のいくつかの作品の後に出されたおそらく中期にあたるもので、簡潔すぎずしかも語りすぎない、かなりうまくバランスが取られている作品集だと思う。